2025.10.28第24回来い来い祭(文化祭)を開催しました!
日一日と駆け抜けるように秋の深まりを肌で感じる今日この頃。
あとの郷の周辺では稲刈りシーズンを終え、あちらこちらで新米の出荷作業をされている地元住民の方々の姿をみかけるようになりました。ほんのり紅葉が始まった山の木々に、秋の日差しがやわらかく降り注いでいます。

さて、去る10月5日日曜日、あとの郷では『第24回来い来い祭(文化祭)』を開催しました。
10時に始まった開催セレモニーでは、施設長による開会挨拶を皮切りに、利用者の皆さんによる合唱と楽器演奏の発表、そしてご来園くださった家族会の皆さまや職員一同も一緒に楽器を手に合奏に加わり、心躍るメロディーに包まれて来い来い祭が幕開けしました!

正面玄関のすぐ横にオープンした家族会主催の綿菓子屋さん。
甘い香りに導かれて、お客さんで大盛況でした。


作品展示コーナーでは、利用者の皆さんがこの日のために創作した作品の数々を展示し、来客者の方々にご覧いただきました。あとの郷での日々の活動や行事の写真、絵手紙教室と創作活動での力作を前に、「夏祭りで盆踊りしたね」「キャンプのカレー美味しかったー」と思い出話にも花が咲き、会場全体が笑顔と笑い声で溢れました。

作品展示会場の様子@来い来い祭2025 ←クリックしてご覧下さい
セレモニーの舞台裏では、東洋観光グループのケータリングスタッフの皆さんによる昼食のセッティングが着々と進められていました。

さあ!楽しみにしていたランチタイムです!


昼食会場では、利用者の皆さんとご家族の方々、また施設職員が一同に集い、皆でランチを楽しみました。
重箱の蓋を開けると、あちこちから「わぁ〜!」との声が。
秋の食材をふんだんに使った豪華な和食ランチを堪能し、食後はケーキとコーヒーでちょっと一息。

そして午後からは、みんなのお楽しみ♪ 家族会主催のバザーが行われました。
お菓子やぬいぐるみ、カバンやキーホルダーなど利用者の皆さんがそれぞれ「どれにしようかなぁ」と悩みながら買い物を楽しみました。
2002(平成14)年の施設開所以来、毎年広く地元地域にお住まいの皆さまや関係者の方々をお招きして開催してきたあとの郷の恒例行事、来い来い祭。
しかし5年前に始まった新型コロナウイルス流行の影響により、開催を見送らざるを得ない時期がありました。
今年も直前まで開催が危ぶまれましたが、参加者は利用者さんと家族会の皆さん、そして施設スタッフだけという制限がありながらも、無事に当日を迎えることができました。
ご協力いただいた家族会やご来賓の皆さま、東洋観光グループのスタッフの皆さま、そして日頃からいつも心を寄せて下さる皆さま、本当にありがとうございました。